芦屋のクラシック音楽コンサートホール

  • 兵庫県芦屋市東芦屋町3-9
    TEL:0797-55-0730

イベント情報

2022.02.13

2022.02.13 藤森亮一の世界(第3回)

2022.02.13 チェリスト藤森亮一の世界(第3回)

今日の藤森、横山両氏の演奏を聴いての感動が消えないうちに急いで書かなければならない。今日の演奏のうち一番印象に残ったのはフランクのヴィオリンソナタ。この曲の静穏な出だしと壁に掛かった拙画「異星人」を見るのが偶々同時だった。繰り返し聞こえる暗くてゆっったりした神秘的な出だしがこの異星人の夜のしじまを眺める姿に重なった。深夜、砂丘に立って胸を反らしながら照る月に向かって低く吼える異星人、この光景がこの曲の出だしの雰囲気に思えた。異星人のチェロ語とピアノ語が美しいハーモニーを醸しながら静寂の夜のしじまにどこまでも響いて行く。非常に情熱的な力強いところもあれば、内面的で幻想的なところもあった。最後にこぞって白、青、赤のペアが歌い上げる朗々とした清純な美しさは異星人ならではの佇まいで完全に魅了された。

 

     (NHK交響楽団首席チェリスト)

日時: 2022年2月13日(日)開演 14:00

場所: Salon Classic 芦屋市東芦屋町3-9

曲目: J.S.バッハ: チェロソナタ 第2番 BWV1028

    シューベルト: アルベジオーネ・ソナタ イ短調 D821

    フランク: ヴァイオリンソナタ イ長調(チェロ版)

チケット: 5,000円 

イベントお申込み

【J.S. バッハ:チェロ・ソナタ 第2番 ニ長調 BWV1028】 
 J.Sバッハのチェロ曲と言えば、無伴奏チェロ組曲が有名ですが、今回、コンサートで演奏されるチェロソナタは、ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタが原曲です。
 19世紀末以来の古楽復興運動により復活を遂げ、今日でも、ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロの演奏が行われます。J.Sバッハの作品は、これまでも様々な楽器に編曲され、耳にすることも多いですが、ぜひ300年も前に書かれた作品をチェロとピアノの調べでお楽しみください。
このホームページのイベント情報アーカイブ2009.8月をご参照ください。
「チェロのために書かれなかったチェロ名曲集」②
【 シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ D.821】
 F.シューベルトがアルペジョーネに惚れ込み、この楽器のために書かれた作品です。外見はバロック時代のヴィオラ・ダ・ガンバに似て、フレットを持っています。
 シューベルトの死後、忘れ去られた楽器となっていましたが、近年、アルペジョーネによる演奏も度々行われています。
また、ピアノとチェロ、コントラバスによる演奏も多いですが、管楽器の編曲による演奏でも親しまれています。
Salon Classicでも、よく演奏されているベルギーのチェリスト・ニコラ・デルタイユ氏も、この曲には思い入れがあり、アルペジョーネで演奏しています。
アルペジョーネが、どのような音色か動画をほんの少しだけ、載せておきますのでご興味のある方は、ご視聴ください。
【 フランク : ヴァイオリン・ソナタ イ長調 FWV 8 (チェロ版)】
ベルギーの作曲家・オルガニスト、セザール・フランクが作曲したヴァイオリンとピアノのためのソナタ。
同郷の後輩であるヴァイオリニスト、ウジェーヌ・イザイに結婚祝いとして作曲され献呈された。
フランス系のヴァイオリンソナタの最高傑作といわれ、様々な演奏家たちからのニーズによって、ピアノ独奏用、フルート、チェロなどに編曲され頻繁に演奏されている。
あなた、Yuika Watanabe
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ヴィオラ・ダ・ガンバ
チェンバロ

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