芦屋のクラシック音楽コンサートホール

兵庫県芦屋市東芦屋町3-9
TEL:0797-55-0730

イベント情報

2015年03月

2015.03.26

二人でシャンソンを

2015年3月26日 (木)

二人でシャンソンを
今日は待ちに待ったシャンソンの日(3/25)だった。私のシャンソン好きも年季が入っている。なにせ大学時代に枯葉、ラ・メール、詩人の魂、ラ・ヴィ・アンローズ、巴里の空の下など総なめにし、梅田コマ劇場で同い年の丸山明宏(今の美輪明宏)を目の前で聴いたものだった。長じては欧米の異国の空で聴き、東京でよく銀巴里に出没したものだった。 イヴェット・ジローが好きだった。若い時から洋趣味だったせいもあるが、あの何ともいえないアンニュイな感じが好きだったし、鼻音を効かせたフランス語の発音が好きだった。恋を語る若い時のシャンソンもいいが、齢重ね人生の甘辛を十分に味わってからのシャンソンもいい。今日はその久しぶりの再現だった。ディディエ・バイィはまさに正統派、まさかこんなところでフランス人の本チャンによるシャンソン今日のプログラムは添付の通りで、ディディェ・バイィさんとあおきけいこさんが歌った。それから本日の飛び入りとして大村礼子さん(吉田幸生伴奏)が ①残されし恋は②カーマ③生きる の三曲を歌った。会場は大入り満員、65名ほどで高齢らしき男性もかなりおられた。
 

2015.03.21

梯 剛之ピアノリサイタル

 MZ1 2016年3月21日 (月)

梯 剛之ピアノリサイタル
今日は午後から有名な梯 剛之氏のピアノリサイタルがSalon Classicであった。さすが有名なピアニストだけあって遠く東京、岡山、石川から駆けつけてくださったファンもあり、80名近い超満員の聴衆の前で美しい音色を響かせてくれた。落ち着きのある端正で清澄な響きの中に同氏の魂が籠っていてそこには何の衒いもなかった。
今日のプログラムはモーツァルトのサルティの主題による変奏曲、ショパンの幻想即興曲、子犬のワルツ、シューベルトの楽興の時、ベルクのソナタ第一番、それにベートーヴェンのソナタ作品110等だった。
これらを聴きながら各曲が醸し出す独特の色彩感をカラーチャートの中から探り出し、その部分を写真にしてみた。どの曲を聴く場合も、出だしから一、二分間、瞑想して聴き、そこに現われるいろんな色彩感にできるだけ似た範囲をカラーチャートの中から選び出したものである。これらはもちろん主観的色彩感だが曲によりかなり大きな違いが生じること自体が非常におもしろかった。今後も同じような実験をしてみようと考えている。
モーツァルト幻想即興曲子犬ワルツ楽興の時ベルクソナタベートーヴェン1ベートーヴェン2
終演後、梯氏を囲んで懇親会を開きアットホームな雰囲気の中で話に花が咲いた。明日は私の80歳の大台に乗る誕生日、その前夜祭に臨んでいるようで本当に楽しかった。

2015.03.15

エンキ(中国琵琶)&宮崎 剛(ピアノ)リサイタル

2015年3月19日 (木)

エンキ(中国琵琶)&宮崎 剛(ピアノ)リサイタル
 
今日(3/19)は春雨で外は鬱陶しかったが、Salon Classicの会場はいつになくメチャ(本当はこんな用語は使わず、”大変”とかにしたいところだが、何だか今日の雰囲気が出そうなので使う)楽しかった。その目まぐるしく動くお二人の指を見ていると本当に感心する。日本に来て長年になる中国人のエンキさん、指に劣らず口も達者、これも目まぐるしくよく動く。それに日本語がお上手、しゃれっ気十分で楽しませてくれた。たとえば、「分らない」を覚えるのに「稚内=わっかない」といった具合。今日のコンサートは昨秋11月に予定していたコンサートが、エンキになったものだが、今日はエンキにゲンキを貰った。
中国琵琶というものは形すら知らなかったが、それはバチを使わず素手の指で奏でる。マンドリンの兄貴分といった形だが、それはクラシックギター調にもロックギター調にもなる。また三味線や琴の音色にもなる中国の楽器の王様だ。しかし、中国の楽器はやはり中国の楽器、私の感じたその音色は胡弓にも似て中国の陶器、青磁のような陶質をしていた。
曲は前半が西洋調、後半は東洋調だった。前半は、エルガーの愛の挨拶、モーツァルトのロンドK485、それにトルコ行進曲、ブラームスのハンガリー舞曲第5番、それにピアソラのリベルタンゴ。これらの異国情緒豊かな曲を中国琵琶で奏でると一層異国情緒がいや増した。後半は洗星海のピアノ協奏曲「黄河」より第2楽章、王恵然のイー族舞曲、エンキさん自身のやさしい風、佐々木すぐるの月の砂漠、貴海懐の賽馬。宮崎さんもいっていたが、われわれ日本人にはやはり「月の砂漠」が一番心に沁みた。音楽は国境を越えて響く万国共通語とはいえ、アルゼンチン人にはリベルタンゴが、中国人には賽馬が一番心に沁みるのだろうと想像した。
いつもの宮崎さんお得意のリクエスト即興は、今日はトロイメライ、さくら、ルパン三世、スバル、麦の歌、もう一つの曲は忘れた、その6曲だった。最後のピアノと琵琶によるアンコール曲はハチャトリアンの剣の舞。耳はもちろん、琵琶を奏でる指の動きに、感心、感動し通しだった。
エンキさん、宮崎さん、シェ、シェ。新クーラ(New cooler)=中国語のお疲れ様。
 
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