芦屋のクラシック音楽コンサートホール

兵庫県芦屋市東芦屋町3-9
TEL:0797-55-0730

イベント情報

2014年04月

2014.04.23

東京ブリュッセルトリオ日本公演

 2014年4月23日 (水)

東京ブリュッセルトリオ日本公演2014 2014.4.20(日)
The Music Center Japan主催で行った東京オペラシティリサイタルホールでの同トリオの演奏会をSalon Classicでも行った。
プログラムも同一で世界でも数少ないアルペジオーネの奏者、ベルギーから来日したニコラ・デルタイユの得も言われぬ絶妙の切なる調べに陶酔した。アルペジオーネはチェロに先立つ古楽器でチェロよりも広域の音色を出す。
フルート:神田望美。ベルギーを拠点に活動するフルーティスト。フェリス女学院大学音楽学部、王立モンス音楽院卒。王立ブリュッセル音楽院教職課程、ブリュッセル・ダルクローズ専門学校スペリウール研修コース修了。
ピアノ:長浜恵子。桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ専攻卒業。卒業後渡仏。国立リュエイユ・マルメゾン音楽院、パリ高等音楽院卒。2011年ブリュッセルにて「東京ブリュッセルトリオ」結成、第1回演奏会開催。
チェロ、アルペジオーネ:ニコラ・デルタイユ。ベルギー名門エリザベート王妃音楽院、ジュリアード音楽院卒。ヨーロッパ諸国を中心に、イスラエル、レバンン、アメリカ、英国などでソリストまたは室内楽奏者として活躍。
プログラム
J.ハイドン; トリオ Hob.15-16ニ長調。 P.ゴベール:二つの水彩画。 J.N.フンメル:トリオ作品78 D.J.ローゼンシャイン: 委嘱作品世界初演(フルート、アルペジオーネとピアノのための)B.マルティヌー:トリオ

2014.04.07

The Spring Joint Recital 客演:イヴ・アンリ(パリ国立高等音楽院教授)

  2014年4月27日 (日)

The Spring Joint Recital 客演:イヴ・アンリ(パリ国立高等音楽院教授)
2014.4.26(土) 開演17:30 Salon Classicにて
今日はフランスから来日したフランス文化省芸術文化勲章に輝いたピアニスト、イヴ・アンリ氏を客演に、いついつまでも若々しく溌剌としたソプラノ歌手、渡邉栄子さん、それにロシア仕込みのピアニスト、北野裕司さんの演奏でサロンは満員の盛況を呈した。
プログラム
渡邉栄子(ソプラノ)倉田亜樹(伴奏)
ドヴォルザーク: 四つに歌 1.孤独な私の魂に 2.刺繍をする女 3.春
 4、小川のほとりで
ヴェルディ: オペラ「海賊」より”この暗い考えを”
ズィーチンスキー: ウィーンわが夢の街  
ガーシュイン: サマータイム 
フォーレ: 夢のあとに 
クルティス: 勿忘草
後半の歌が特によかった。ウィーンわが夢の街のドイツ語歌、サマータイムの英語歌、夢のあとにのフランス語歌、勿忘草のイタリア語歌、それぞれに違う言語で歌う楽しさ、歌の雰囲気が出ていた。渡邉さんの解説のようにドイツ語は関東弁に近く、イタリア語は関西弁に近いというのは当っているように思えた。寒いドイツは日本の青森のように口をあまり開けず狭母音に、逆に暖かいイタリアは大阪のように口を大きく開けて広母音に発音するのだろう。朗々と歌う姿勢に感銘を受けた。
北野裕司(ピアノ)
ベートーヴェン: 創作主題による6つの変奏曲ヘ長調Op.34
スクリャービン: 2つの詩曲 Op.32  
リスト:バラード第2番ロ短調 S.171
2番目のスクリャービン2つの詩曲が特によかった。普段あまり耳慣れない曲だが、さすがにモスクワ音楽院に留学していたピアニストだけにロシアピアニズムを感じさせてくれるスクリャービンの一風変わったリズムとテンポの神秘的な曲に興味をそそられた。
イヴ・アンリ(ピアノ)
シューマン: 謝肉祭Op.9  
ショパン: ソナタ第2番Op.35-3,4楽章 
リスト: 葬送  
アンコール曲 ショパン:ノクターン「遺作」
同じピアノからかくも違う音色が出てくるとは!!フランス文化省から二つの芸術文化勲章を受章したピアニストだけにその弾き方にまさしくピアノ芸術の神髄を視た。ピアノを弾くとはこういうことを指すのかと改めて感じ入った。一心不乱に鍵盤を見下ろしているイヴ・アンリにとって、鍵盤は小さな10人の音法師が躍っている舞台なのだろうか。彼の10本の指糸で操られた10人の音の一寸法師が同時に思い思いに左に跳ね、右に跳ね、時に高く飛び跳ね、低くうずくまる、そのダイナミックな音の姿、反対に今にもこの世から永遠に消え去るような静かな静かな音の姿に人形劇を観る思いだった。
To top