芦屋のクラシック音楽コンサートホール

兵庫県芦屋市東芦屋町3-9
TEL:0797-55-0730

イベント情報

2004年05月

2004.05.08

145. アンドレアス・シュミット フルート・リサイタル

 145. アンドレアス・シュミット フルート・リサイタル

2004年5月8日(土)午後2時~ Salon Collina
ドイツの名門、少数精鋭でなるシュトゥットガルト室内管弦楽団のソロフルーティスト
アンドレアス・シュミットが来日した。ここ湘南国際村開村10周年記念リサイタルに
観光を兼ねミュンヘンから来てくれた彼は近くの総研大(総合研究大学院大学)で小平
学長夫人のウタさんのトーク入りで演奏、また鎌倉にある名刹、覚園寺でも演奏、どちら
でも観客の大喝采を浴びた。その同じプログラムをSalon Collinaでも演奏してくれた。
 5月8日は上天気、40名の観客がアンドレアスと北原美枝子さんのピアノを楽しんだ。
人の声に一番近いと言われるフルートの音はこの小振りのサロンに快く響いた。
アンドレアスの抱くそれぞれの曲に対する情感、音楽性がよく伝わってきた。曲の一節一節が血となり肉となって身体中に滲みていて、余裕綽々と丁寧に吹いていく。口をわずかに開けてピアノとともにひょいと吹き始めるときの表情、身を乗り出したり退いたり、ひざを屈めたり伸ばしたり、まるで人に語りかけるような優しい演奏、吹き終わったときの夢見るような空ろな間の表情、どの動き一つも彼の音楽性を語らぬものはない。いずれの曲もよかったが、本日の私の好みは2番目のシューベルトと最後のポップだった。ロマン派を代表するシューベルトの有名な「美しき水車小屋の娘」よりとった最後第18番の曲である。少し暗く悲しみに沈んだ出だしだが、それがまたいい非常にロマンティックな曲だった。     
    
   
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