〒659-0095 兵庫県芦屋市東芦屋町3-9

芦屋のクラシック音楽コンサートホール
2021.07.02
生まれてはじめて意識した友は実家の隣に住んでいたKちゃん、文字通り竹馬の友だった。物心ついた頃から小、中学校までともに暮らし、渾名で呼び合う仲だったが、いつしか音信不通になってしまった。いつまで経っても幼友達はいいものだ。あの頃のことばで一言声を掛ければ時間を超えて昔が戻ってくる。心の湖底に沈んだ堆積物がその一言で掻き回され、懐かしい日々がよみがえってくるからだろう。
2021.07.02
生まれた年、月、日、時を四つの柱として人の運勢を占う四柱推命は私にとって興味以上のものである。これをある種、科学以上のものとして私は捉えている。四柱推命のややこしい理論は横に置くとして、その背景となっている宇宙の営みに私は目を見張る。「胎児の世界」(中公文庫)の著者、三木成夫は、p184で、森羅万象を貫くリズムの本質を明らかにし、どんな生物の食と性の営みも年・月・日のリズムと厳密に結びついていると述べている。同じ軌道を循環しているように見える月や太陽も年とともに位置を変え、同じ定点に一時として留まらない。人の一生もこの軌道に影響されるものらしい。
2021.07.01
齢と脳
2015.03.22
今日、私は至って元気に七十九歳の誕生日を迎えた。もう一年すると八十台に突入することになる。七十台の最後を送る今、どのような気持ちでいるか、後日のために書き残しておかなければならない。後期高齢者入りしてからもあっという間に四年が過ぎた。が、いまだ一向に齢が行ったという自覚がない。それどころか一時に比べて若返った、元気になったというのが、強がりでなくて本当のところだ。七十歳の古希を迎えた頃から時々、徒然なるままに年寄りになっていく心境をエッセーとして綴ってきたが、それらを今読み返してみても、その頃の方が今よりも年寄り臭かったと断言できる。
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