芦屋のクラシック音楽コンサートホール

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2021.08.17

本出版後3.5ヶ月目のリスニング感触

 『英語耳は中年からでも進歩する!』出版後3.5ヶ月後のリスニング感触

 私が今年6月22日に出版した『英語耳は中年からでも進歩する!』(ペーパーバックス)の中で、「11.いよいよ完成に近づいた」、「12.FENリスニング完成、目標達成」(p76-77)と書いたのは今年5月3日の放送を聞いてのことだった。それからまた3.5か月が経過した。この8月初め頃からまたリスニングの感触に少し変化が現れ出した。それが顕著になったのはこの8月15日だ。その感触がまだこの身体に残っている間にメモにして残しておきたい。
この3.5か月の英米報道を振り返ると、世界的にやはりコロナの感染拡大が大きな話題だったが、東京オリンピックの話題も大きかった。それらに加えて、地球温暖化や異常気象による大規模な山火事発生や大洪水災害もあった。7月初め頃からはアフガニスタンにおけるタリバンの動きが報道され始めたが、8月入りで急展開を見せ、ついにこの8月16日、首都カブールが陥落した。
このようなニュースを連日2時間ほど聞いていると、報道の語句や文体、背景情勢に慣れてくるのだろうか。ぐっと理解度が進んだようだ。この半月間、日を追う毎に理解度が目に見えて上がってきたが、一体、脳内でどのような状態、どのような現象が起こっているのだろうか。
国際報道はだれにでも容易に理解できるものではない。英米語による国際報道は日本人にはまるで「ネコに小判」である。小判を小判として価値あるものと認めるにはネコがヒトに変るほかない。私はネコ、つまり日本人、それから英米人になることを選んだ。
 ネコ(日本人)にも額(英語脳)はあるが小さい。ヒト(英米人)並みになるために実質20年近くを要したが、段々とそれができてきた。「基盤完成した」と見做したのが今年5月初めだったが、この3.5ヶ月で応用編も相当に進んだ。
 基盤の上に応用も進んだこの時点であらためて英語リスニング理解とは何か、もう一度、私なりに定義してみた。
リスニング理解とは、ある一定時間内に、時間経過に従って、脳内に描く、ことばによる、アナログ的な、イメージの全体像である。
英米放送のアナウンサーが話す速度は分速約180語である。つまり秒速3語。一息にしゃべる言葉は約9語だ。一息を3秒として、1秒後、2秒後、3秒後と時間に従って脳内に形成される、3語、6語、9語のことばによる、アナログ的な(ぼわーんと広がる)画像の全体像である。
 
 たとえば、次のような英文でどのようなイメージを描くか。
  Chaos erupted at Kabul’s airport as thousands of Afgans/ were left uncertain of their safety and livelihood after /Taliban forces in Afghanistan occupied the capital city.
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3秒後  大混乱、起こった、カブール空港で、数千のアフガン人が
6秒後  残された、不確かなまま 安全と暮らしが、後
9秒後  タリバン勢力 アフガニスタンの 占領した 首都を
これらのイメージが全体として意味ある画像として残らなければならない。
先に進むにつれて前を忘れるようではならない。
これができる前提は
① 音が音として聞こえなければ何事も始まらない。
② 聴き取れた一語一語の意味が解らなければならない
③ 語間の関係や句節間の関係が結ばれなければならない。
④ テニオハ関係がはっきりしなければならない。
⑤ これら一切がきわめて速く処理されなければならない。
⑥ すべての大意が(細部は忘れたとしても)記憶として残らなければならない。
私の過去3か月半の進歩はこの中の特に③と⑥が顕著であったと感じる。
③語間や句節間の関係を結ぶのが糸だと考えると、その糸数が大きく増え、目が混んできたと感じる。
⑥記憶に残るためには記銘度が強くなければならない。印象が強ければ強いほど記銘度は上がる。イメージが膨らめば膨らむほど言葉の印象度が膨らみ、記銘度が上がり好循環が生まれる。
さらにまた4か月が経つ今年年末のリスニング感触はどのようなものになるか今から楽しみである。                         
                          (2021.8.17)
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