〒659-0095 兵庫県芦屋市東芦屋町3-9

芦屋のクラシック音楽コンサートホール
2021.07.12
本年6月22日にアマゾン社から売り出した小生の紙の本「英語耳は中年からでも進歩する!」が、”英語耳”の新着ランキングで1000件以上あるうちの上位に来ています。嬉しいことです。実物はこの写真です。
2021.07.06
今日は2021年7月6日(火)、朝からベッドの中でジョー・バイデン大統領のアメリカ独立記念日(7/4)の演説を聞いた。普段の話しぶりと違って元気溌剌とした表情で、強いアメリカがまた戻ってくると力を込めていた。コロナパンデミックがワクチン効果で次第に薄れ、人の行動にも変化が出始めた、いよいよこれからだというのだ。このように相当程度によく聞き取れ理解できるまでになった。この理解の様をどう説明すれば、皆さんに、また後日の私に、今の私の理解状態が解ってもらえるだろうか。
2021.07.02
生まれてはじめて意識した友は実家の隣に住んでいたKちゃん、文字通り竹馬の友だった。物心ついた頃から小、中学校までともに暮らし、渾名で呼び合う仲だったが、いつしか音信不通になってしまった。いつまで経っても幼友達はいいものだ。あの頃のことばで一言声を掛ければ時間を超えて昔が戻ってくる。心の湖底に沈んだ堆積物がその一言で掻き回され、懐かしい日々がよみがえってくるからだろう。
2021.07.02
夜空に蒼く輝く月、その光に照らされた白い雲片。その下に広がる喜びの島、月の光が島の稜線を照らしている。海はどこまでも暗く黒く底に向かって神秘の光を放っている。海上に生起する寄せては返す虹の波。アラベスク風の高台で水を吐く噴水。独り高く上がっては崩れ落ち水盤を満たす。水の反映だ。これはドビュッシー没後百年を記念して私が描いた詩的散文の絵である。
aiuwep
2021.07.02
生まれた年、月、日、時を四つの柱として人の運勢を占う四柱推命は私にとって興味以上のものである。これをある種、科学以上のものとして私は捉えている。四柱推命のややこしい理論は横に置くとして、その背景となっている宇宙の営みに私は目を見張る。「胎児の世界」(中公文庫)の著者、三木成夫は、p184で、森羅万象を貫くリズムの本質を明らかにし、どんな生物の食と性の営みも年・月・日のリズムと厳密に結びついていると述べている。同じ軌道を循環しているように見える月や太陽も年とともに位置を変え、同じ定点に一時として留まらない。人の一生もこの軌道に影響されるものらしい。
2021.07.01
ミルバーン・ホテルの三百九号室で今朝目覚めたのはまだ暗い五時半頃だった。隣のベッドではN君がまだ気持ちよさそうに眠っている。外の音がする。ガタガタとトラックが走り去る音がブロードウエィの方から聞こえ、犬の吠える声がする。人の声も聞こえたようだ。昨日、ノースウエスト機で十一年ぶりに訪れたニューヨークは私の頭の中で徐々にそのかたちを作り出そうとしている。今、泊まっているこの西七十六丁目からセントラル・パークを横切って東側に出ればかつて住んだ東七十三丁目や東八十四丁目に出られる。そのあたりは今どうなっているのだろうか。セントラル・パークの落ち葉はもう盛りを過ぎたのだろうか。そんな想いに耽りながら、もうベッドから起き上がっていた。六時十分服を着替え、そっと階下に降りて行った。
2021.07.01
齢と脳
2021.07.01
日、かつてベストセラーになった「絶対音感」(最相葉月著)を読み直していて、あの世界的に有名な作曲家にして指揮者、L.バーンスタイン(ミュージカル“ウエストサイド物語”の指揮など)の「音楽って何?」と題する言葉に出会った。孫引きの上、我田引水めくので恐縮だが、ちょっと引用してみたい。「…大切なのはこのリズムが僕たちを興奮させ、ワクワクさせてくれること。…ワクワクするのは、ワクワクさせるように音楽が書かれているから。…みんなだって何かが自分に起こったとき、踊ったり歌ったりして、自分の気持ちを表現してみたくなることってあるでしょう?絶対あるよね。作曲家にもあるんです。…音楽の意味っていうのは、これなんです。シャープとかフラットとか和音とか、むずかしいことをたくさんわかる必要はないんです。もし、音楽が何かを私たちにいおうとしているなら、その何かというのは物語でも絵でもなく、心なんです。もし音楽を聴いて、私たちの心の中に変化が起こるなら、音楽が私たちにもたらすいろいろな豊かな感情を感じることができるなら、みんなは音楽がわかったことになるのです。音楽とはそれなんです。物語や題名はそれに付随したもの。そして、音楽が素晴らしい点はみんなにいろいろな違った感情をもたらすことができること。それには限界なんてないんです。…音楽は音符の動きです。忘れてならないのは、音楽は動いているということ。たえずどこかへ動き続けます。音符から音符へ飛んで、変化して流れていきます。そしてそれが、何百万という言葉でもいい尽くせない心を伝える方法なんですね」
2021.07.01
私は今年5月30日にアマゾンの電子書籍で「英語耳は中年からでも進歩する!」を発行しました。また6月22日にはそのペーパーバックスも発行しました。(www.amazon.co.jp/dp/b0967zn42q )
戦前生まれの私は学生時代から英語放送を聞きたい一心で色々試しましたが、どれも長続きしませんでした。そんな私が50歳も回ったとき、たまたま英語放送だけが聞けるラジオをみつけました。それがすべての物語の始まりです。長い長い旅路でしたが、この歳になって聞けるようになりました。その旅の模様を詩的にかつ論理的に語ったのが本書です。宣伝していただければいよいよ嬉しいです。